Services
Payload Services
ペイロードとは、着陸船またはローバーに搭載可能な貨物。協賛セールス(パートナーシッププログラム)とは別に、ペイロード(月への輸送サービス)の販売をいたします。
ローバー搭載用
月面での移動を必要とするぺイロード。
例えば、映像取得、走行データ取得、採掘システムなど。
ランダー搭載用
移動を必要としない、固定型ぺイロード。
カメラや、通信装置、培養装置など。
環境情報取得系
月面基地開発や、将来の有人ミッションに向けた月面環境情報取得。
- ・質量分析器
- ・放射線測定器
- ・環境温度計
- ・採掘ドリル
技術検証系
月面無人探査及び建築を実現するロボティクス、通信装置、資源開発や輸送技術の向上に向けた技術検証。
- ・バッテリー
- ・新素材耐性検証
- ・3Dプリンター
- ・アクチュエーター
製薬・ライフサイエンス系
月面の微小重力環境を利用した基礎研究開発、最先端研究や、細胞培養等の生命科学の基礎研究。
- ・細胞培養装置
- ・天体望遠鏡
- ・電気分解装置
- ・結晶化実験
エンタメ・教育系
番組制作、エンタメまたは教育コンテンツのための月面映像取得、企業PR活動、アートプロジェクトなど
- ・カメラ
- ・画像、映像データ
- ・アート作品
- ・企業商品
Data Services
中期的にペイロード事業と並び当社の重要な収益の柱として展開する予定の「月面データ事業」のサービス提供をイメージした、月面開発における新たなビジョン“Blueprint Moon”を発表しました。“Blueprint Moon”は、月ビジネスに新たに参入する企業に有益な青写真を提供するというコンセプトで、月のデータ(画像データ、環境データ、テレメトリ、資源情報など)を収集し加工した上で顧客(政府宇宙機関、大学、研究機関、民間企業などを想定)に提供し、顧客の月面開発に役立ててもらうことを計画しています。
Spacecraft
ispaceでは、低コストで定期的な輸送プラットフォームを構築するために、小型・軽量で機動力の高いランダーとローバーを開発しています。日本の高精度な加工技術の活用による大胆な軽量化、民生品の活用による小型・軽量化、コスト削減、開発リードタイム短縮、アジャイル開発の導入による開発スピード向上、品質向上を実現します。それにより、お客様にとって負担を軽減し、より自由度の高い輸送サービスを提供できます。
ランダー
シリーズ1
お客様の多様なミッション要望に対応可能な超小型ランダー。
小型軽量を実現しつつも、ペイロード積載を実現。小型軽量であるがゆえに、指定の場所、指定のタイミング、指定の頻度で、お客様のペイロードを輸送できます。また、インターフェースも標準化し、お客様の負担を軽減します。
APEX 1.0
APEX 1.0 ランダー
米国で設計・製造・打ち上げが予定されているAPEX 1.0ランダー(月着陸船)は、ミッション1と2で使用予定のシリーズ1ランダーの開発経験を活かしつつ、ペイロード容量を増加し、月面と月周回軌道のどちらにもペイロードを輸送することが可能な設計となっています。また複数のペイロードベイを備えたモジュール式のペイロードデザインを採用しているため、政府系、民間、科学分野などの、より幅広い顧客のペイロードに最適化できる柔軟性があります。さらにこのAPEX 1.0ランダーは、極地を含む月の表側または裏側への着陸を行い、太陽光が届かない月の夜でも稼働することのできる民間ランダーの一つとなることを目指しています。
ローバー
小型ながらも機能性を追求したローバー(月面探査車)。
HAKUTO-Rミッション2において、RESILIENCE ランダーのペイロードベイに格納されて打ち上げられる マイクロローバーTENACIOUS(テネシアス)は、月面着陸後に展開機構を用いて月面へ着地し、自走して月面探査に挑み ます。