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ispace、ミッション1の打ち上げ予定日を2022年11月 30日に変更

2022年11月24日

ケープカナベラル宇宙軍基地からFalcon9ロケットで打ち上げ予定

株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)は、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げ予定日時を、打ち上げを実施するSpaceX社と協議した結果、以下の通り変更することといたしましたのでお知らせいたします。天候不順の影響でispaceのミッション1と同じ射場で先に打ち上げを予定していた他社ミッションの打ち上げ日の延期に伴う変更となります。ミッション1で打ち上げるランダーをロケットのフェアリングに搭載する作業自体は計画通り進行しています。
 

打ち上げ当日には、SpaceX社による打ち上げの様子のYoutube配信に加え、ミッションコントロールセンター等の様子をispaceのアカウントから配信予定です。詳しくはHPやSNSにて改めてご案内いたします。

ispace 公式HP: https://ispace-inc.com/jpn/

YouTubeアカウント
ispace (英語配信予定): https://www.youtube.com/@ispace9464/videos
HAKUTO-R チャンネル(日本語配信予定) : https://www.youtube.com/@HAKUTOR

Twitterアカウント
ispace Twitter(英語):@ispace_inc (https://twitter.com/ispace_inc)
HAKUTO-R Twitter(日本語): @ispace_HAKUTO_R (https://twitter.com/ispace_HAKUTO_R)

■ 株式会社ispace (https://ispace-inc.com/)について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在200名以上のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営していました。2022年7月時点で総計約268億円超の資金を調達。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行っています。  
SpaceXのFalcon 9を使用し、それぞれ2022年(i)に月面着陸ミッション、2024年(ii)に月面探査ミッションの打ち上げを行う予定です。ミッション1の目的は、ランダーの設計及び技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証及び強化です。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされます。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画です。
ispace technologies U.S., inc. は、2025年(iii)に月の裏側に着陸予定のNASAのCLPS(Commercial Lunar Payload Services)プログラムに選出されたドレイパー研究所のチームの一員です。ispaceとispace EUROPE S.A. (ispace Europe) は2020年12月に、NASAから月面で採取した月のレゴリスの販売に関する商取引プログラムの契約を獲得しました。ispace EuropeはESAのPROSPECT(月面での水の抽出を目的としたプログラム)の科学チームの一員に選ばれています。

■ HAKUTO-R (https://ispace-inc.com/jpn/m1)について
HAKUTO-Rは、ispaceが行う民間月面探査プログラムです。独自のランダー(月着陸船)とローバー(月面探査車)を開発して、月面着陸と月面探査の2回のミッションを行う予定です。SpaceXのFalcon 9を使用し、それぞれ2022年(iv)に月面着陸ミッション、そして2024年(v)に月面探査ミッションの打ち上げを行う予定です。
HAKUTO-Rのコーポレートパートナーには、日本航空株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、日本特殊陶業株式会社、シチズン時計株式会社、スズキ株式会社、住友商事株式会社、高砂熱学工業株式会社、株式会社三井住友銀行、SMBC日興証券株式会社、Sky株式会社が参加しています。

(i) 2022年11月時点の想定\
(ii) 2022年11月時点の想定
(iii) 2022年11月時点の想定
(iv) 2022年11月時点の想定
(v) 2022年11月時点の想定

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