2024年6月28日
(左から)監査役 ispace井上、取締役 畑田氏、取締役 牧野氏、取締役 中田氏、代表取締役 ispace 袴田、取締役 ispace 野崎、監査役 内藤氏、監査役 轟氏、取締役 川名氏、取締役 赤浦氏
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は、本日開催の第14期定時株主総会において、当社取締役7名の再任が決議されたことをお知らせいたします。またその後開催されました当社取締役会において、CEO & Founder 袴田武史が代表取締役に同日付で再任されましたことをお知らせいたします。
再任されました当社取締役は以下7名です。
(代表取締役)CEO & Founder 袴田 武史
(取締役) CFO 野﨑 順平
(社外取締役)インキュベイトファンド株式会社 ジェネラルパートナ― 赤浦 徹 氏
(社外取締役)ルブリスト株式会社 代表取締役 川名 浩一 氏
(社外取締役)アクチュアリ株式会社 代表取締役 中田 華寿子 氏
(社外取締役)株式会社IHI 顧問 牧野 隆 氏
(社外取締役)将来宇宙輸送システム株式会社 代表取締役 畑田 康二郎 氏
なお引き続き、当社常勤監査役の井上優司、社外監査役の轟芳英氏、内藤亜雅沙氏は当社監査役を、瀬戸川真紀氏は社外補欠監査役を勤めます。
また、本定時株主総会の終結の時をもって任期が満了するjinjer株式会社 代表取締役 桑内孝志氏は、社外取締役を退任されます。
- 株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田 武史 コメント
「桑内氏は長年の証券会社勤務による豊富なコーポレートファイナンス及びコーポレート・ガバナンスの知見を基に、当社が非公開企業である頃から今日に至るまで、長年当社の成長へ献身的なご尽力をいただきました。ispace一同、ここに深く感謝を申し上げます。また、再任された取締役の皆様と共に、ispaceの成長とより強固なコーポレート・ガバナンスおよび経営体制を構築し、ミッション2の成功及び更なる事業成長に向けて邁進して参ります。」
- 株式会社ispace (https://ispace-inc.com/jpn/)について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続く2024年冬[i]にミッション2の打ち上げを、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
[i] 2024年6月時点の想定
[ii] 2024年6月時点の想定
[iii] 2024年6月時点の想定